新年あけましておめでとうございます。
昨年は能登半島における元旦の大地震、また9 月には豪雨災害と同じ地域での大災害が連続したことには驚きとともに、大変心を痛めておりました。
被害にあわれた方々には心からお見舞い申し上げます。被災地においては勿論の事、私たちの担っているエネルギーインフラの重要性、SSは石油製品の供給拠点として、地域に頼りにされている存在であり、その重要性を改めて実感した次第です。石油製品は我々の生活に当面不可欠なものであり今後も安定供給の役割を確りと果たして参ります。
一方で、脱炭素化の流れは不可逆であり、これに対応すべく、これまで当社で進めてきたデジタル事業を通じたネットワークを活かしたビジネスチャンスの機会を確実に捉え、次世代エネルギーの社会実装に向けた取組を実践し、収益に結びつけていきたいと考えております。
本年から新たに3ヶ年の「中期経営計画」を策定し、来る2030 年、2035 年に向け、歩みを進めて参ります。
社長就任以降、全国の特約店、お取引先様を訪問させて頂き、皆様とのパートナーシップが当社にとって最大の強みであり、最重要事項であると認識しました。
これまで30 数年間に渡って積み上げてきた当社への信頼、また未来に向けた新しい取り組みへの期待を大いに感じる事が出来ましたことを大変嬉しく思っております。
「三菱商事エネルギーグループの輪にいて良かった」と皆様に今後も思って戴けるよう社員一同日々精進して参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
三菱商事エネルギー株式会社
代表取締役社長
松下 剛